宿
安宿が見つからない。
近くにいた知らないおばさんが、
「家に泊まっていきな。」
と言ってくれた。勇気がいったが、お言葉に甘えることにする。
おばさんは一人暮らしだった。そして、大きな家に住んでいた。
「どの部屋を使ってもいいよ。」
と、おばさんは言うけど、どの部屋も一人で寝るには怖すぎた。とにかく部屋を選んで寝ていたら、部屋に男が入ってきた。
おばさんは、おじさんだったんだ!
と思ったところで目が覚めた。
どこから夢だったんだろう・・・
辺りを見回すと、夢の中と似た怖い部屋に一人で寝ていた。
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