地球人のショートストーリー
魚屋
masayo
2006年12月26日 07:08
絵葉書ばかり売ってる町がありました。
そこには、父が遺した大昔のドイツの城のと、まったく同じ物がありました。
涙がでました。
泣いてばかりいました。
すると、狭い通りの絵葉書屋の爺さんが、通りで魚を焼いていました。
「食べていくか?」
と爺さんが優しく言うので、
遠慮なく戴いたら、金を取られた。
なんて甲斐性のない爺さんだ。
でも、魚はうまかった。
まっすぐ行けば駅に着く。
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